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東北全体で「八重の桜」旅行を 菅野豊さん(福島県旅ホ組合理事長)(2)

―震災後、送客の主体が大手旅行会社から中小旅行会社に大きくシフトしていると聞きます。現状はいかがですか。

桜の季節に期待感

菅野 中小エージェントからの送客は多いです。中小の場合、経営者がお客さんに同行していることが多いです。そうすると食の安全面なども含めて現地の状況を正しく理解していただけますし、お客さんに自信を持って福島旅行を勧めていただいているのではないでしょうか。

―八重ゆかりの地は会津若松に集中しています。これをいかに全県の観光振興につなげますか。

菅野 桜の季節に期待しています。福島には桜の名所が多くありますので、桜を結ぶだけでも、多様な観光ルートがつくれます。桜の時期もエリアによって4月上旬から5月中旬までと長いです。放映が始まってドラマに勢いが出てくる時期が、桜の時期に重なれば期待は大です。いずれにしてもドラマの後半は京都が舞台ですから、前半勝負ということは言えるんではないでしょうか。

全国からお客さまが来るんですから、福島だけではなく、東北全体で八重の桜をテーマにした行程や旅行商品に取り組んでいく必要があると思います。

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