学生こそ海外旅行で成長を タイ国際航空、アンバサダーが活動報告
タイ国際航空はこのほど、東京・八重洲のベルサール八重洲で学生アンバサダー活動報告会を開いた。
若者の海外旅行離れが進むなか、学生が海外旅行を通じて成長することを経験してもらおうと、タイ国際航空では今年初めて学生アンバサダーキャンペーンを実施、全国から応募のあった学生から6人を選考した。
6人はタイ語研修やSNSへの効果的な投稿文章の書き方研修など約2カ月間、アンバサダー教育を受けた後、9月の数日間、全員でバンコクに滞在し、各自の「タイでやりたいこと」ミッションに取り組んだ。
報告会では家族らが見守るなか、参加した6人全員が各自5分程度のスピーチを行った。
関西大学4年生の花崎和真さんは、大好きなおにぎりの新メニューとして、ガパオおにぎりを開発。レストランスタッフからのダメ出しに落ち込みながらも試行錯誤し、握るのが追い付かないほど売れた経験を報告した。
現地で協力レストランを探すところから始めた経験に「チャレンジ精神とクリエイティブを学んだ」と話した。
また、神戸女学院大学4年生の松谷友里惠さんは、2017年が日タイ修好130年に当たることから、130人の友だちをつくることを目標にバンコク入り。英語で書いた自己紹介のチラシをタイ語に作り直すことなどで、多くの友だちをつくることに成功した。
松谷さんは「アンバサダー活動を通じて、以前から強かったメンタルが一層鍛えられました」などと話した。
タイ国際航空の大畑俊弘・日本地区マーケティング本部長は「初めての企画でしたが、学生たちのアンバサダー活動は、私たちにとっても学ぶことの多いものでした。みなさんには、ご褒美旅行もプレゼントします。これからもタイ国際航空の一員としてあり続けてください」と期待を込めた。
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