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新造船「すずらん」「すいせん」が進水式 新日本海フェリー

12/02/15

新日本海フェリー(入谷泰生社長)は1月27日、長崎県の三菱重工長崎造船所で建造中だった高速フェリー2隻の進水式を行った。「すずらん」「すいせん」と命名し、6月中旬と7月初旬に福井県・敦賀―北海道・苫小牧間に就航する。

2隻の新造船は同型船で、全長224.5メートル、幅26メートル、総トン数は約1万7千トン。ポッド推進システムを採用し29.4ノット(時速54.4キロメートル)で航行することができ、従来船に比べて二酸化炭素を約25%、窒素酸化物の排出量は約40%削減する。

船内設備では、大広間形式の2等を廃し寝台対応として居住性を高めたほか、トラックの積載能力を向上し輸送能力を高めた。旅客定員は613人。

船名の「すずらん」は北海道を代表する花名から採り、今回で5代目。「すいせん」は福井県の県花で2代目になる。

新日本海フェリー

1月27日の進水式。
手前が「すずらん」、奥が「すいせん」

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