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7月8日から「翼竜」特別展 福井県立恐竜博物館

12/04/10

福井県勝山市の福井県立恐竜博物館はこのほど、2012年度の特別展の概要を発表した。翼竜をテーマに、世界初公開の実物化石や生育環境を復元したジオラマなどで翼竜の進化や生態に関する最新の知見を紹介する。

特別展「翼竜の謎―恐竜が見上げた『竜』」は7月8日―10月8日の92日間開催する。中国の浙江自然博物館や大連自然博物館、河南省地質博物館の協力を得て、近年翼竜化石が発見された中国での最新の研究成果を紹介する。展示標本には、中国遼寧省で発見された胎内に卵もつメスの翼竜化石、翼竜のミッシングリンクと言われるダーウィノプテルスなど世界初公開の翼竜化石を多数展示する。翼竜が暮らしたジュラ紀の森を再現した復元塩ラマ、世界最大の翼竜であるケツァルコアトルスの翼開長12メートルの生態復元模型なども公開する。

福井県立恐竜博物館では11年度、特別展「新設・恐竜の成長」が好評で過去最高に匹敵する18万人が入館、年間来館者数も50万人を超える勢いだった。

12年度特別展についても「見どころ満載で、大人から子どもまで幅広く楽しんでいただける」とし、7月8日と9月23日には特別講演会を予定し、期間中には特別展開設ツアーも4回程度計画している。

開館時間は9-17時。特別展観覧料は大人1千円、大・高校生800円、小中学生600円、70歳以上500円。前売りチケットは6月1日から、全国のコンビニエンスストアなどで売り出す。

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