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今春も「岡崎十石舟」就航/京都

14/04/10

京都市左京区で「岡崎さくら・わかば回廊十石舟めぐり」の運航が3月27日に始まった。新緑が映える5月6日までで、4月13日までは夜桜を楽しめる夜便も出る。

琵琶湖疏水をめぐる十石舟は2003年から毎年実施。南禅寺畔を起点に約3㌔を25分で往復する。疎水沿いには400本以上の桜並木が続く。

27日の出発式で、京都市の門川大作市長は「京都市動物園には12月にラオスから象が4頭くる。2年後にロームシアター京都もオープンする」と岡崎界隈のにぎわいづくりを紹介。「十石舟で岡崎の魅力を楽しんでもらいたい」と話した。

また、京都岡崎魅力づくり推進協議会の塩江宏三代表は「岡崎エリアの情報発信を目的に岡崎手帖のアプリや岡崎コンシェルジュのホームページを立ち上げ地域活性に取り組んでいる。十石舟も推進していきたい」。

十石舟めぐり実行委員会を代表し、京都府旅行業協同組合の山本芳孝理事長は「年々、十石舟の知名度が上がってうれしい。お客様に喜んでもらえるよう取り組んでいく」と決意していた。

昼便は9時30分―16時30分の間に15分ごと(閑散期は30分)に出発する。4月13日までの夜間は20時30分まで。料金は大人1千円。

岡崎十石舟

出発式で鏡開きをする
門川市長(中央)、山本理事長(右端)ら

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