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「一つ星」貸切バス21社を初認定 日本バス協会が安全性評価

11/08/23

日本バス協会は8月22日、貸切バス事業者の安全性の評価で21社を「一つ星」に認定した。2011年度から「安全性評価認定制度」を導入し、安全確保の取り組み状況が優良な事業者を認定。現在236事業者を審査中で、今回の発表が第一弾になる。

制度は、旅行会社や学校関係者などが貸切バス事業者を選ぶ際の指標として新たに設けた。バス事業認可取得後3年以上が経過するなど一定の基準を満たした事業者が申請できる。バス協会では安全性に対する取り組み状況や事故、行政処分の有無、暗線マネジメントなどを100点満点で採点、初申請の事業者が60点以上になると「一つ星」に認定する。有効期間は2年間。

認定を受けた事業者は、ハート型の外枠に「SAFETY BUS」と星印が示されたステッカーを保有するバスに貼り付けることができる。

今後、2年ごとに更新し、一つ星事業者が更新時に80点以上を取ると二つ星、さらに2年後にも80点以上になると三つ星と星が増えていく。

第1回発表で一つ星に認定された事業者は次の通り。

北海道中央バス(北海道小樽市)▽札幌第一観光バス(同札幌市)▽空知中央バス(同滝川市)▽ニセコバス(同ニセコ町)▽宮城交通(宮城県仙台市)▽松山観光バス(山形県酒田市)▽関鉄観光バス(茨城県土浦市)▽永井運輸(群馬県前橋市)▽イーグルバス(埼玉県川越市)▽はとバス(東京都大田区)▽神奈中観光(神奈川県平塚市)▽東洋観光(同横須賀市)▽泉観光バス(新潟県五泉市)▽長野交通(長野県飯山市)▽富士急静岡バス(静岡県富士市)▽アクト(同沼津市)▽千里山バス(大阪府摂津市)▽播州交通(兵庫県加古川市)▽スサノオ観光(島根県出雲市)▽広交観光(広島市)▽伊予鉄道(愛媛県松山市)。

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