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鳥取ツアーを支援 観光庁がキャンペーン

17/01/06

観光庁は10月に発生した鳥取県中部地震からの影響で需要減に苦しむ鳥取県観光の復興を促進しようと「応援プログラム」を実施する。宿泊費用の補助などツアーの需要喚起のほか、旅行会社への商品造成の働きかけなど多岐にわたり今も続く風評被害の早期の払しょくを図る。

「とっとりで待っとりますキャンペーン」は旅行会社が造成した鳥取県内を周遊するツアーに対し、1人あたり最大1万円を支援するもの。対象となるツアーは期間が1―3月、料金が2万円以上のもので、県内で宿泊するエリアと別の県内エリアの観光施設を1つ以上めぐることが求められる。類似した施策としては、昨年の熊本地震の際に国が「九州ふっこう割」を展開、大きな反響を得ただけに今回も需要回復に期待がかかる。

そのほか、JATAやANTAへの旅行商品造成の働きかけを展開。倉吉市の白壁土蔵群を対象にしたツアー造成、メディアの招請なども行い、県内の魅力の発信にも力を入れている。11月からはJNTOによるプロモーションや海外メディアを現地に招くなど訪日客の誘客促進策も展開している。

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