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おごと温泉に"シンボル" 観光公園がオープン

滋賀県のおごと温泉に2月1日、「おごと温泉観光公園」がオープンした。新しく掘削した温泉を使った足湯や滋賀県産の食材を使った料理などを提供する観光交流センター、ガーデンエリアが設けられている。2010年度の宿泊客数が過去最高の44万9427人を記録した同温泉にさらに弾みがつきそうだ。

観光交流センターは大津市が総事業費7億5800万円をかけて整備し、おごと温泉旅館協同組合(榎高雄理事長)が運営。約9600平方メートルの敷地には、一度に22人まで利用できる長さ12メートル、幅1.5メートルの足湯、近江牛を使ったラーメンやハンバーガーを販売するカフェ、地元産の野菜や米などの販売コーナーを設けた。営業は7―19時で、水曜休。駐車場は40台が収容できる。

オープニングセレモニーで大津市産業観光部の村田省三部長は「昨年度に過去最高の宿泊客だったおごと温泉旅館組合に施設運営していただけるので期待でいっぱいだ」と話し、榎理事長は「素晴らしい施設を造っていただいて感謝している。組合員と地元の皆様とともに地域の魅力を発信していく。おごと温泉のシンボルとして活用したい」と応じた。

おごと温泉観光協会では、10年度に過去最高の宿泊客数を記録した要因として(1)「JRおごと温泉駅」への名称変更(2)地域ブランド商標登録第一次認定(3)食の地域資源「近江牛」と温泉のコラボレーション(4)マスコットキャラクター「おごとん」などによるファミリー層へのイメージ戦略などを上げている。

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