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下呂温泉秋の風物詩 温泉神社例祭と謝肉祭を開催/岐阜

岐阜県・下呂温泉で10月8日に「下呂温泉神社例祭」、22日には「下呂温泉謝肉祭2011秋」が盛大に行われた。秋の観光シーズンを盛り上げる風物詩として例祭、謝肉祭とも定着してきた。

例祭は、入浴客の健康と温泉が限りなく湧き出ることを祈念。ほら貝を吹き鳴らす山伏を先頭に手古舞、鷺の舞などの衣装に身を包んだ80人がJR下呂駅から下呂大橋を渡り、白鷺橋近くの温泉神社までの1.5キロを練り歩いた。神事のあとは白鷺橋で白鷺の舞や獅子舞などが奉納され、紅白だんごやお菓子、1万円分の宿泊補助券60枚を配布する「せんごまき」が行われた。

氏子代表の瀧多賀男さん(水明館)は「下呂温泉は伝統文化を楽しめる温泉地にしたい」と話し、例祭の行列にこれからも力を入れていく考えを示した。

「謝肉祭2011秋」は幸田河川敷で行われ、目玉の飛騨牛豪華焼き、飛騨産コシヒカリごはん、きのこ汁弁当は3千食を用意。長い行列ができる盛況で、来場者は地元食材バザーや50人が一度に入れる特設足湯も楽しんだ。

また、アトラクションとして今回初めて「フリーヒルズジャズオーケストラ・スペシャルライブ」を実施。このジャズオーケストラは名古屋と近郊のジャズ好きな青少年が集う、東海地方では唯一学校に所属しないビッグバンド。2010年9月には全国ジュニアジャズオーケストラコンテストで優勝している。

この日はスタンダードジャズからジブリメロディーまで幅広いジャンルの曲を演奏し、来場者を喜ばせた。

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