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下呂温泉、14年は宿泊100万人割れ 貸切バス運賃改定など響く/岐阜

岐阜県の下呂温泉観光協会(瀧康洋会長)はこのほど水明館で第69回通常総会を開いた。瀧会長は2014年の宿泊客が98万4501人で前年比96.7%だったことを明らかにした。

その理由について瀧会長は「JR利用者はプラスだったが、バス利用者が貸切バス運賃・料金の改定で2万3千人も落ち込んだ。消費税増税、ガソリン代の高騰、高速料金割引廃止などの影響が大きかった」と話した。また御嶽山噴火による風評被害、9月の台風が宿泊客の減少の要因になったとした。

今年に入ってからは誘客宣伝委員会を中心にした粘り強いセールス活動が功を奏し、本来もっとも集客が厳しい3月が前年を2千人上回る成果をみせ、回復傾向にあることを報告した。

その上で「今年は下呂の魅力をどのように情報発信をすればいいのか、研究を進めていきたい」と語った。

さらに今年度事業として、広域観光の推進を目指し周辺地域や関係機関との連携、下呂温泉のランドマークとなる外湯施設の建設推進、下呂市や下呂商工会、下呂温泉旅館協同組合など関係団体との連携強化、東京でのアンテナショップの展開などに取り組む。

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