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平清盛ゆかりの瀬戸内海クルーズ 3月24-25日にモニターツアー

12/02/14

大河ドラマの放送をきっかけに注目を集める「平清盛」ゆかりの地を高速船でめぐる――。広島、高松、神戸と瀬戸内海を東西に移動するクルーズのツアーが3月24-25日に実施される。

ツアーは「平清盛歴史探訪と春の瀬戸内海クルーズの旅」。国土交通省中国運輸局と広島県が連携し、瀬戸内海の広域的な船旅観光の需要を喚起しようとモニタリング調査の一環として行われる。近畿、四国、九州運輸局や神戸運輸監理部で構成し、瀬戸内海を訪日外客向けの「新ゴールデンルート」としてアピールする「平清盛」瀬戸内連携推進会議も連携している。旅行企画および実施はJTB中国四国が担う。

コースは、広島港発着と神戸市内発着の2つを設定した。広島港発着コースは1日目に高松港までのクルーズを楽しむ。平清盛が掘削したと伝わる呉市の音戸の瀬戸で特設のドラマ館を見学するほか、「平清盛」のロケがあった柏島を船から眺め、大山祗神社(宝物館)や福山市の鞆の浦では上陸観光する。高松市内に宿泊後、2日目はバスで移動。高松平家物語歴史館の見学や屋島山上で琵琶の演奏を聞き、神戸市内のKOBE de 清盛歴史館とドラマ館に入場した後、新幹線で広島に戻る。神戸発は基本的に逆コースで、音戸の瀬戸ドラマ館に変わって宮島観光を楽しむ。

高速船は瀬戸内海汽船の「はやしお」。27ノットの高速で航行でき、シートやソファ席を備える。宿泊は高松市内の高松ワシントンホテルプラザかリーガホテルゼスト高松。

募集人員は2コースとも50人限定。旅行終了後、ツアーに関するアンケートに応じることが条件。旅行代金は大人1万9800円、子ども1万6千円。昼食2回と朝食1回は含むが、夕食は各自負担になる。

中国運輸局観光地域振興課によると、13日の受付開始からすでに問い合わせは何件か入ってきているという。しまなみ海道や多島美の景観も楽しめる春の瀬戸内海クルーズはいかが―。

詳細、申し込みはJTB中国四国広島支店法人営業部へ。http://www.jtb.co.jp/shop/hiroshimahojin/

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