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10%増と堅調 楽天トラベルの年末年始国内旅行動向

14/12/12

楽天トラベルがまとめた年末年始(12月27日―1月4日)の国内旅行動向をみると、宿泊は前年同期比10.2%増と堅調に推移している。宿泊単価も同2.6%増と、物価上昇への懸念を最大9連休という恵まれた日並びのよさが上回った形だ。

方面別に伸び率をみると、愛知県の同35.4%増がトップ。開館20周年のトヨタ産業技術記念館の入館者増や中部国際空港の増便、ラグーナ蒲郡のテーマパーク「ラグナシア」のイルミネーションイベントなどが好調の要因という。

2位は同27.8%増の埼玉県。和紙の無形文化遺産登録から細川紙に注目が集まり、首都圏からアクセスが急増したほか、比較的な安価な宿泊が可能なほかさいたまスーパーアリーナでの年末年始イベントも押し上げ要因となった。

3位の石川県は同25.9%増。来年3月の北陸新幹線金沢開業前をねらっての予約が増加した。5位高知県、8位徳島県、10位愛媛県と3県がトップテン入りした四国は四国霊場開創1200年など相次ぐ周年行事の効果が大きかったようだ。

宿泊予約者の多さでは、1位東京都、2位大阪府に続き、3位に沖縄県が順位を昨年から1つ上げて入った。5位の長野県も昨年7位からランクアップ。スキー・スノボ旅行人気の高まりがみられるという。

動向は11月30日時点の予約人泊数実績をもとに算出した。

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