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旅館女将が被災者受入などに要望 民主党観議連と意見交換

11/07/22

全国47都道府県の旅館女将が集まりこのほど、参議院会館で民主党観光振興議員連盟(川内博史会長)と意見交換を行った。

川内会長は冒頭「固定資産税の評価の減免につながる働きかけを行ってきたが、このほど政府税制調査会の正式文書として盛り込まれた。これで今年1年減免するかどうか検討されることになった。旅館の皆さんには建物評価や改築改装などに対する評価の質問表をお送りしているので、書き込んで返送してほしい」と依頼した。

女将からは「今の金額では原価割れになっている。受け入れることで、より経営が苦しくなる」「限られた金額で一生懸命に料理をお出しするが、『これだけしか出ないのか』と言われる」など、被災者を受け入れる際の料金設定の変更を求める声が複数出たほか、高速道路1千円の見直しをやめてほしいという声が上がった。

これに対して川内会長は「活発に人が動くことが日本の元気につながると思う」と述べ、(1)高速道路の問題については第2次補正予算案に再度盛り込んでもらえるよう働きかける(2)議員連盟所属議員は後援会と国内旅行を実施する(3)被災地の皆さんを元気にするための取り組みを行う―などと女将に提示した。

観議連側から今後とも女将との定期的な意見交換会を持ちたいとの意向が示された。

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