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和みコンシェルジュ 白浜温泉旅館組合、地元精通の宿スタッフを認定/和歌山

14/05/23

和歌山県白浜町の白浜温泉旅館組合(中田力也理事長=ホテルシーモア)が「しらはま和みコンシェルジュ」の取り組みを始めた。白浜町や周辺市町の隠れた名所や体験型プログラムに精通した旅館ホテルのスタッフを認定するもので、滞在時間の延長や白浜ファン獲得を目指す。

4月4日に行われた初めての認定式では、旅館組合に加盟している11宿泊施設の21人にコンシェルジュの認定証とバッジが中田理事長から手渡された。

白浜温泉旅館組合

胸に光るバッジ。
中田理事長(右)がアピール

中田理事長は「白浜にお越しになったお客様に1日でも長くご滞在いただけるようコンシェルジュの皆さんが中心となって、白浜の良さを伝えていってほしい」と激励。

コンシェルジュを代表して、ホテルラフォーレ南紀白浜の北原伸行さんは「研修を通して、従業員同士の横のつながりが強くなった。白浜に来られたお客様に喜んでいただけるよう、これからも勉強を続けていきます」と話していた。

和みのコンシェルジュは、白浜から車で1時間圏内の体験型観光の事業者や名所を案内。実際に体験活動を行うなど研修を経て認定される。旅館ホテルに県が作成したチラシを置き、コンシェルジェが宿泊客のリクエストに応え地域の情報を伝えることで、消費単価やリピーターの増加、おもてなしの向上につなげていく。

旅館組合では今後も随時増やしていく予定だ。

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