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北アルプスの朝焼けをツアー商品化 長野県戸倉上山田温泉

16/03/16

長野県千曲市の戸倉上山田温泉旅館組合連合会から同連合会長の若林正樹さん(湯元上山田ホテル)、高野和也さん(ホテル亀屋本店)、宮川剛さん(梅むら旅館)、小平和正さん(中央ホテル)、佐藤洋子さん(あさひ倶楽部)がこのほど、トラベルニュース社東京オフィスを訪れ、温泉発着の「麻績(おみ)村 絶景の北アルプス朝焼けツアー」を紹介した。旅行者へのPRや旅行会社に対して宿泊プランとしての旅行商品化を呼びかけた。

宿泊者向けの新たなプランとして開発したもので、催行は7―9月の土・日曜日。7、8月は戸倉上山田温泉を早朝4時20分にバスで出発、5時ごろに麻績村の公共宿泊施設で美しい庭園を意味する名称の「シェーンガルデン・おみ」に到着し、ここの駐車場から朝焼けを見物する。30分ほど滞在し、帰りは車窓から麻績宿を見学しながら6時10分ごろに戸倉上山田温泉に到着する。9月は出発帰着が30分遅くなる。

ツアーにはアルプス絶景絵はがきのプレゼントと、帰着時に公園朝市会場で味噌汁のサービスが付く。ガイドが付き、料金は中学生以上2千円、小学生1千円、幼児は無料。最少催行人数は4人。旅行業を持つ千曲市観光協会が企画催行し、旅行会社へも卸売する。

同協会では宿泊につながる日帰りツアーとして「姨捨夜景ツアー」をヒットさせていて、今回は朝のプランで滞在に付加価値を付ける。

若林連合会長は「昨年の善光寺御開帳の期間に、温泉地にある城泉山観音寺の朝の法要に参加するお朝事ツアーを催行し、1千人を集客しました。早朝のプランにも需要があると確信し、朝焼けツアーを企画しました」。高野さんは「天気次第ですが、素晴らしい朝焼けを約束します。ぜひ、大切な人と一緒に見てください」。

長野県戸倉上山田温泉の皆さん

長野県戸倉上山田温泉の皆さん

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