観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

トンボロと夕陽にロマン感じて 西伊豆町

伊豆半島でもここだけ 夕陽は「日本一」宣言

トンボロ現象をご存知だろうか。島が干潮時に陸地とつながる現象で、干潮時にできる砂州をトンボロと呼ぶ。神奈川県江の島など国内では10カ所程度が知られているが西伊豆町の三四郎島もその1つ。半島中がジオパークの伊豆半島でもここでしか見られない。

日中に陸と三四郎島がつながるのは2―10月の潮位が30センチ以下になる日。日によっては足を濡らさずに渡ることができ、西伊豆町観光協会では、ウェブサイトのカレンダーで潮位30センチ以下の日を紹介している。干潮時の前後1時間程度が目安だという。

三四郎島

トンボロ出現の光景

洞窟めぐりの遊覧船でも知られる堂ヶ島に代表される西伊豆町には、三四郎島のほかにも黄金崎、大田子海岸など「世界で最も美しい湾クラブ」に数えられる駿河湾に面して景勝地が多い。町では「夕陽日本一」を宣言し、これら景勝地での夕陽の観賞を勧めている。夕焼けのなか駿河湾越しに見る富士山、その後ろに連なる雪をかぶった南アルプスの眺望が目に焼き付く。

夕陽に関する情報提供に力を入れ、ウェブサイトで季節ごとの夕陽スポットを写真と地図、コメントで紹介している。

町内の宿泊者を対象に、地元の写真愛好家がその日の夕陽ポイントの案内や夕陽のキレイな撮影法を指導してくれる「夕陽ボランティア」制度は昨年、発足10周年を数えた。

静岡伊豆 旅のおすすめサイト

購読申し込み
夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ