鉄路を行こう!信州DC(1) JRは約500本の観光企画列車

ようこそ世界水準「山の信州」後編(17/07/06)

小海線に「HIGHRAIL1375」デビュー

信州DC期間中にJR東日本とJR東海が運行する臨時列車・イベント列車は500本あまり。全国的に観光列車の人気が続くなか、JRも楽しい列車の旅のアピールに総力をあげる。一方、長野県内には地域鉄道会社が運行する魅力的な観光列車も多い。移動の手段としてではなく、それ自体が観光の目的となる列車の旅から目が離せない。

JRがDC期間中に走らせる中距離臨時列車では、新宿―南木曽間を直通運転する「木曽あずさ号」や、名古屋―茅野間を運行する「諏訪しなの号」が目新しい。直通で行ける便利さから、新しい旅行先として、首都圏から南木曽方面、中京圏から諏訪というルートが浸透するかもしれない。

JR東日本が新たに観光列車を投入するのが小海線。「HIGHRAIL1375」が7月1日にデビューする。小海線がJR線標高最高地点の1375メートルを通ることから命名した。コンセプトは「天空にいちばん近い列車」。運行日には小渕沢―小諸間を片道2時間から3時間半かけて、1日1往復半する。7月と9月は金―日曜日の週末を中心に、夏休み期間は火曜日を除き毎日運行する。

1往復半目の小淵沢18時20分発は星空号と名付け、野辺山駅に約1時間停車し、小海線沿線の星空案内人による星空観察会を行う。

JR飯山線では「おいこっと」が長野―十日町を約2時間半で結ぶ。アルファベット表記で「OYKOT」となるが、これはTOKYOを反対から読んだもの。東京の真逆、田舎のイメージを込めた。ライトアイボリーを基調にシックな趣きの外観は萱葺き屋根の民家の襖や障子を想起させ、内装はおばあちゃんの家のような懐かしさを感じさせる古民家風のデザイン。親しみと温かみが感じられるムードが漂う。列車は千曲川に沿って、里山や田園など日本の原風景を走る。

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