交通の難所解消、木曽が近くに 高根トンネル開通で高山結ぶ商品も

ようこそ世界水準「山の信州」後編(17/07/06)

観光ルート化へ連携

長野県伊那町と岐阜県高山市を結ぶ国道361号線に4月27日、高根トンネル(全長1981メートル)が開通した。これにより、これまでの“交通の難所”が解消され、両地の往来が至便に。長野県側の木曽・伊那地域は高山との連携強化を図り、観光ルートとして発展させようと取り組みを進めている。

国道361号線の高山市・高根ダム付近はこれまで急カーブの連続で大型バス運行規制区間の片側通行のトンネルが3カ所あるなど観光はもちろん災害通行時でも難のあるルートだった。これが今回の開通でアクセスが容易になり、高山から木曽・伊那まで従来より10分短縮。観光バス利用も可能になるなど観光ルートとしての存在感向上へ地元では期待が高まっている。

高根トンネル
4月27日に開通した高根トンネル。
木曽路―高山ルート発展の切り札になる

木曽町観光協会では飛騨路―木曽路―伊那路を結ぶルートを周遊型の「プラチナルート」として訪日外国人も含め観光商品化しようと高山側との連携を模索。北アルプスから御嶽山、乗鞍岳、中央アルプスを臨む景観の良さを武器に、首都圏や中京圏・北陸からの周遊ルートとして旅行会社にも商品化を提案している。

トンネル開通に合わせ観光商品「木曽路・飛騨高山のりあい観光タクシー」を観光販売システムズが企画・販売。高山、木曽福島発で開田高原、木曽馬の里、霧しなそば工場、道の駅ひだ朝日村など両地の観光スポットを所要時間約3時間でめぐる。

料金は大人6800円、子ども3400円。設定期間は11月30日まで。

問い合わせは同社 電話050―3775―4727。

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