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17年春、四国DC開催 学・観・遊・心・食で多彩な企画

4-6月、四国の魅力を全国に発信

2017年4―6月、14年ぶりの開催となる今回の四国DCのキャッチフレーズは「しあわせぐるり、しこくるり。」。四国を周遊して幸せになってほしいという思いが込められている。期間中は、全国のJRグループで集中的に4県の観光素材をPRし、四国への来訪を促す。四国外からの宿泊人数を前年比10%増という目標に向け、地元では12月末まで開催中のプレキャンペーンや、旅行会社を巻き込んでの商品開発など準備に余念がない。

四国DC

9月17日にJR大阪駅でPRイベントを開き、
4県のゆるキャラが四国DCの来訪を呼びかけ

DCではテーマを、文化体験や城、美術館など「学(まなび)くるり」、自然や名勝、クルーズなど「観(ながめ)くるり」、アクティビティや祭り、観光列車など「遊(あそび)くるり」、お遍路の「心(こころ)くるり」、地元グルメの「食(ぐるめ)くるり」の5つに集約。テーマに応じて旅の提案や情報発信を行い、様々な特別企画やイベントを開くなどして盛り上げを図る。

「学」では、香川県・金刀比羅宮の特別公開が1つの目玉。徳島県では鳴門市でお遍路体験とドイツ館見学ガイドツアーをプッシュする。「観」では香川県・瀬戸内海のサンセット体験クルーズや高知県・ホエールウォッチングが海の魅力を伝える。「遊」では今や訪日客にも人気の愛媛県・しまなみ海道サイクリングや徳島県・吉野川でのラフティングで春の風を体感。「心」はもちろん四国霊場での歩き遍路に挑戦。「食」は徳島ラーメン、香川県・骨付鶏、愛媛県・今治焼豚玉子飯、高知県・鍋焼きラーメンといったご当地ラーメンが待っている。

また、JR四国ではDC開催にあわせ、土讃線に新観光列車「四国まんなか千年ものがたり」をデビューさせるほか、土讃線・高知―土佐くろしお鉄道ごめん・なはり線・安芸・奈半利間で4、5月の土日祝日にトロッコ列車を運転する。

旅行商品も旅行会社各社がDC特別プランを設定する予定で、各自治体が商品造成、送客を呼びかけている。

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