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温泉街に調和、玄関口としての機能強化 JR城崎温泉駅がリニューアル

城崎の風情とりいれ 訪日客受入機能も

JR山陰本線・城崎温泉駅(兵庫県豊岡市)の新駅舎が11月5日に開業した。城崎温泉の風情に調和した外観、内装に一新、北近畿屈指の温泉街の玄関口としての魅力向上を図った。

リニューアルはJR西日本福知山支社と豊岡市が共同で企画。2017年6月17日から運行を開始する豪華列車「トワイライトエクスプレス瑞風」の立ち寄り地としても選ばれていることから、リニューアルに加え、地元やJRで若手による地域の魅力向上策を考える検討会を発足させるなど地域連携を図り、おもてなし態勢の強化も図ってきた。

外観は、木造旅館など城崎温泉のまち並みをイメージし、木質調ラインと白色の壁を採用。コンコースは約90年の歴史を持つ旧駅舎のアールデコ調デザインを継承、床面には大谿川、玄武岩、柳といった城崎の風情の礎となる素材をモチーフにしたデザインを配した。

JR城崎温泉駅

城崎温泉の玄関口

また、待合室では市と城崎温泉の歴史を紹介。但馬・丹後の特産品が並ぶお土産店も開設した。

そのほか多国語対応の案内タッチパネルや無料WiFiも設置し国内外の観光客の受入機能の強化も図った。

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