玄猿楼が営業再開へ 富山県山田温泉

奥深い北陸新発見・福井編(17/07/21)

「おわら風の盆」の宿泊拠点に

富山市・山田温泉の玄猿楼が7月中旬、営業を再開する。昨年末に営業を停止していたが、運営会社が変わって“復活”。9月に開かれる越中のビッグイベント「おわら風の盆」を前に、山間の古湯が帰ってくる。

山田川上流に湧き出る山田温泉は、病気の母猿に子猿が湯水をかけて治そうとしていたことが開湯のきっかけとされ、その歴史は約1300年と伝わる。戦国時代にはこの地を治めた佐々成政の家臣が、江戸時代には富山藩藩主が湯治に訪れたとされ、「薬湯」「美肌の湯」と呼ばれてきた。

同館ではこの湯を源泉かけ流しで提供。川のせせらぎと木々から季節を感じられる露天風呂、ゆったりとした大浴場や岩風呂で楽しめる。

客室は8畳と12.5畳の2タイプが基本。次の間付きの特別室やベッドルームも備える。食事処「山菜亭」では囲炉裏スタイルのなか、富山の海山の旬の食材を懐石で。宴会は120人まで収容可能な大宴会場と30人までの中宴会場がある。

毎年9月1―3日に富山市で開かれる「越中八尾おわら風の盆」会場にもほど近く、観覧の宿泊拠点としても便利だ。

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