「足踏み洗濯」と山間の風情-奥津温泉

岡山美作三湯が奏でる個性の調べ(1)(17/05/1)

美人の湯でゆっくり

美作三湯の中で、もっとも“若い”のが奥津温泉。一部は神代の時代にまで遡るとされるが、津山城主専用の湯治場が設けられた江戸時代に開かれた。温泉街が形成されたのは大正時代。今なお「足踏み洗濯」が行われる露天風呂を中心に、川沿いにしっとり風情のある老舗旅館や民宿が建ち並ぶ。

泉質はアルカリ性の単純温泉で、いわゆる「美人の湯」。地下150メートルから40度以上のお湯が毎分1千リットル湧出している。

足踏み洗濯は奥津橋のたもとで3月下旬―12月上旬の毎日祝日8時30分から観光用に実演されている。川に湧き出る湯で洗濯していた名残で、姉さんかぶりに赤い腰巻き姿で器用に足先で洗うしぐさが人気だ。

足踏み洗濯
奥津温泉名物「足踏み洗濯」

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