観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

小豆島で山の魅力を味わう 寒霞渓、四季折々の渓谷美

寒霞渓ロープウェイで絶景を

海のイメージが強い小豆島にあって、山の魅力を一手に担うのが寒霞渓だ。小豆島のほぼ中央に位置する渓谷は瀬戸内海国立公園を代表する景勝地。奇岩の凹凸に富んだ絶景、瀬戸内海を一望する景観、そして紅葉をはじめ四季折々の自然の彩りなど、日本三大渓谷美の名に違わぬ美しさを見せてくれる。これから迎える夏本番、寒霞渓を訪れ、心に清々しさを与えて帰りたい。

寒霞渓山頂に向かうには「寒霞渓ロープウェイ」に乗車する。山麓の「こううん駅」と山頂駅まで全長約900メートル、標高差約300メートルを約5分で結ぶ。奇岩を間近に見ながら深い渓谷を進む光景は、絶景であると同時にスリルと爽快感に満ちている。といっても、1963年のロープウェイ運行開始以来、無事故運転を続けている実績が安心を与えてくれる。

寒霞渓

映画「八日目の蝉」のロケ地に
なった寒霞渓。秋の紅葉は必見

山頂に着けば、まずは2カ所にある展望台に行こう。眼下に望む渓谷美、晴天なら内海湾、瀬戸内海、さらに四国の山並みまで見渡せる。小豆島が舞台の映画「八日目の蝉」のロケ地にもなった。幸せ祈願のかわらけ投げにも挑戦したい。

団体メニューを豊富にそろえたレストランや土産処、芝生広場もあり、山頂の楽しみは多い。トイレは冷暖房やBGM、女性にうれしいパウダーコーナーや母子コーナーを備えている。

ロープウェイ運賃は大人往復1470円。団体は30人以上が同1320円、100人以上が同1170円。1日乗車券大人1900円もある。

香川小豆島 旅のおすすめサイト

購読申し込み
夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ