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五感に響く山鹿だけの体験 灯籠づくりから街道散策まで

歴史や伝統文化、アート体験で山鹿を知る

山鹿では歴史や伝統文化、アートのほか五感に響く山鹿ならではの「体験メニュー」が数多くそろっている。

「ミニ灯籠づくり体験」は山鹿灯籠民芸館で。現役の灯籠職人に習って、手のひらサイズの金灯籠を作ることができる。約30個の部品を組み立てると本物さながらのミニ灯籠が完成。料金は大人3千円(ケース別売700円)。所要時間2時間。要予約。受付時間9時―15時30分。

ミニ灯籠づくり体験

手のひらサイズの
金灯籠づくりに挑戦

八千代座で体験できるのが「山鹿灯籠踊り体験」。山鹿灯籠踊り保存会に在籍する女性から丁寧な踊りの指導を受けた後、八千代座の舞台で踊れることが魅力。実施日は第2水曜日を除く毎日で、2週間前までに要予約。体験料は3―4人が1人4200円、6―8人が1人3500円、9―12人が1人3200円。所要時間は2―3時間。

古民家を改装したやまが門前美術館では、山鹿産の天然まゆ玉で「くまモン」や「灯籠人形」を作る「まゆ人形づくり体験」ができる。かつて養蚕で栄えた山鹿の話を聞きながら、オリジナルのまゆ人形を制作する。実施日は毎週火曜日を除く毎日で、要予約。受付時間は11時からと14時から。体験料は1500円。2―20人まで体験可能。所要時間は1時間。

店主の角田恵二郎さんは「明治期の山鹿の旦那衆は養蚕で儲けた人たちでした。10年前は16軒の養蚕家がありましたが、現在は2軒です。山鹿の養蚕の文化を伝えたくてまゆ人形体験を行っています」。

まゆ人形づくり体験

くまモンのまゆ人形づくりも

日輪寺では「心の座禅・ヨーガと精進料理体験」。実施日は毎週第3日曜日。3日前までに要予約、5人以上で開催。10―30人までの団体は別途設定可能。体験料は座禅、ヨーガ、精進料理込みで2700円。受付時間は10時から。

染・手織工芸かみやでは「泥染め体験」が可能。山鹿温泉と不動岩の麓から採れる赤土を使って、ストールやハンカチなども染める。自然の材料だけを使って染めた布は、シックで暖かな色合いに仕上がるため、女性客に好評。不定休だが、前日までに要予約。体験料は1500円。所要時間は1―2時間。受付時間は11時30分―18時。

大正から戦前にかけてのアンティーク着物をまとって山鹿のまちを自由に散策するのが「アンティーク着物 豊前街道散策体験」。自由散策時間で食事やショッピングを楽しむ。3日前までに要予約。火、水、木は定休日だが、事前予約があれば対応可能。体験料は4500円。所要時間は着付けに20―30分、自由散策は3時間まで。受付時間は10時―14時30分。

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