社説本紙から
応援割の混乱をプラスに
観光庁は能登半島地震による影響で落ち込んだ福井・石川・富山・新潟4県の観光需要を回復させるため「北陸応援割」の実施を発表した。福井・富山・新潟3県では適用期間を3月16日―4月26日の宿泊分とし、3月8日から各県の宿泊施設や旅行会社などで予...
非常時に発揮するGNN理論
中小旅行会社の人たちがよく口にするのは「団体が減って個人化になってしまっては商売にならない」「後継者がいないから自分の代で廃業だ」「こんな割の合わない商売は子どもらに継がせられない」といった後ろ向きな発言が目立つ。しかしながら震災や自然災害...
旅行社が手数料を払う時代
2018年から旅行サービス手配業の登録制度が始まって、今年で5年。登録制度以前から旅行サービス手配業務を行ってきた「案内所」は、これまで旅行会社のツアー造成のために旅館ホテルや食事・立ち寄り施設などの手配を行い、時間調整も含んだツアーコース...
バス運転手は観光立国の担い手
一年でもっとも観光客が動く10―11月の観光シーズンに入った。中小旅行会社が得意とする団体やグループもようやく旅行に出かけるようになって喜ばしい限りだ。ところがである。この期間のバスの運転手が足りず、旅行会社はツアーを催行できない窮地に陥っ...
ないものはないの意味
ないものはない―。ある離島の町が地域を活性化するキャッチフレーズに使っているのでご存じの方も多いと思う。先日会った別の町の首長が「この言葉をどう捉えるかどうかで、これからの地域のあり方は大きく変わってきます」と言っておられたことが印象的で、...