トマムに新リゾート クラブメッドが全面オープン/北海道
国内で3施設目となるクラブメッド北海道トマムが1月17日、占冠村のトマムスキー場にグランドオープンした。341室で約1千人が宿泊できる。すでに12月8日に141室が先行オープンしていた。
滞在中のリフト券やスキーレッスン、食事やドリンクなどほとんどすべての料金が旅行代金に含まれているオールインクルーシブシステムと、G.O(ジー・オー:ジェントル・オーガナイザー)と呼ばれるスタッフによる独特なおもてなしを特徴に、世界でもユニークなリゾートとして知られるクラブメッド。G.Oによる本格的なサーカスショーや、施設面ではショーを上演する屋内シアターを備えている。
本拠地であるフランスをはじめとするヨーロッパやアジアを中心に世界に70以上のインターナショナルリゾートを展開し、うちマウンテンリゾートはトマムを含め26カ所を展開する。国内では北海道・サホロと沖縄・石垣島に次いで3カ所目。
トマムでは星野リゾートトマムが運営するスキー場をシェアする形で利用。リフト代や一部星野の施設の利用料も旅行代金に含まれている。星野リゾートトマムとシェアすることについてクラブメッドでは「トマムを世界一のファミリーマウンテンリゾートにするというビジョンを共有しています。ハッピーな関係で、一緒にアップスケールを実現させたい」とパートナーとして認識している。
北海道の雪景色やパウダースノーは今や、アジアやオーストラリアだけでなく、ヨーロッパや北米のスキーヤーからも注目は高まるばかり。サホロから車で30分ほどの近距離に2施設目を開業したことについて、クラブメッドでは「冬期は100%近い稼働率で、予約行動が遅い日本のゲストには、ほとんどご利用いただけなくなっていました。もっと多くの日本人にクラブメッドを体験していただきたいと思っています」と話す。
国内では旅行会社による冬期商品の販売も個人の予約行動も夏休み以降が一般的。一方で海外からの予約は早く、特に年末年始などは海外からの予約で埋まってしまう。すでに自社サイトでは1月下旬から2018―19ウィンターシーズンの予約受付を開始している。
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