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訪日外客増える下呂温泉 旅館組合が総会/岐阜

18/03/29

岐阜県・下呂温泉旅館協同組合(瀧多賀男理事長)の新年総会がこのほど山形屋で開かれ、150人が出席した。

瀧理事長は日本三名泉として提携関係にある草津温泉が草津白根山噴火で風評被害にあっていることに見舞いの言葉を述べたあと、訪日観光について言及。「日本に外国人が2800万人以上訪れるなか、下呂温泉でも2%だったインバウンドが今では9.5%まで増加し、宿泊人員に占める割合も大きくなってきた」と述べ、「国内外を問わず地域が一丸となって下呂温泉を訪れる旅行者をもてなす姿勢が大事だ」と訴えた。

また「下呂温泉の一番の宝は温泉」であることを強調し、官民一体となって温泉を活用した取り組みの必要性を話し、協力を求めた。

次いで来賓として出席した飛騨県事務所の増田好則所長と高山労働基準監督署の村瀬直貴署長は、それぞれの立場で岐阜県での下呂温泉の取り組みや広域観光における存在の意義を紹介し称えた。

このほか40年から5年まで5年間隔で下呂温泉に勤続した旅館やホテル従業員を表彰する勤続従業員表彰も行われ、総勢145人が表彰された。

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