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関川で豪農の館を修繕する技を見る 国重文・渡邉邸

「平成の大修理」 大屋根の豪壮な姿を

関川村で、国の重要文化財渡邉邸の平成の大修理が続いている。2009年に始まり、工事が終了するのは14年12月。丸5年にわたる大修繕は、豪農の館とも呼ばれる渡邉邸の全ぼうだけでなく、技術の粋を尽くした修繕の技を間近に見ることができるチャンスでもある。

ガイドに案内してもらい邸内を歩いた。すでに母屋の屋根は修繕を終え豪壮な姿を見せる。石置木羽葺屋根と呼ばれ、大屋根は木羽20万枚が覆い、その上に1万5千個の石が重しとして使われている。

内部では修繕作業が続いていて、壁塗りの様子を見ることができた。

入館料は大人500円。事前に申し込めば、案内してくれる。

渡邉邸

修繕が終わった
渡邉邸の大屋根

伝統漁を体験

関川村で9月2日、恒例のアユまつり(荒川漁業組合主催)が行われた。村外から51人が参加した。

清流荒川とアユ漁を満喫する晩夏の風物詩。晴天のなか、参加者は地元関川村に伝わる伝統漁法の「ウナワ漁」を体験。「平成の名水百選」に選ばれた荒川に入り大きく成長した鮎を追いかけた。

昼食は、炭火で焼いた天然の地鮎に、ヌカ釜で炊き上げた関川産コシヒカリ、地元温泉組合の料理人からは芋煮がふるまわれた。

参加者にはお土産に鮎の塩焼き5尾がついた。

アユまつり

伝統の「ウナワ漁」を体験

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