観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

群馬は個性豊かな名湯ぞろい

100を超える温泉地がある群馬県。小さな名湯も多い。

赤城温泉郷(前橋市)

赤城山の南麓、標高700―900メートルに位置する赤城温泉、忠治温泉、滝沢温泉で構成し、小さな宿が5軒ある。奈良時代の書物に「赤城山に霊泉あり、傷病の禽獣集まる」と紹介されている。新田義貞の入湯も伝えられる温泉は、今も湯守衆がその歴史を継承する。

赤城温泉郷から山頂方面に少し上がったところにパノラマ展望台があり、ここからは関東平野が一望できる。100キロほど彼方に東京スカイツリーが見えることも。

湯宿温泉(みなかみ町)

1200年ほど前の開湯と伝えられる。かつて旧三国街道沿いの温泉として栄え、今は4つの共同浴場と旅館数軒だけの静かで小さな温泉地だ。

初代沼田城主の真田信之が関ヶ原の合戦の疲れを癒すために訪れ、2代目信吉、3代目熊之助、4代目信政も下屋敷として愛湯した。

草津温泉(草津町)

4月25日、湯畑の近くに「御座之湯(ござのゆ)」が、オープンした。明治時代まで実在し、古くは源頼朝も入浴した伝説の共同湯が復活した。江戸・明治期をイメージした木造建築。2階建ての湯屋では草津を代表する湯畑源泉と万代源泉の2種類の源泉が楽しめる。入浴料は大人500円、子ども300円。大広間と中広間があり、浴衣に着替えて休憩もできる(別料金)。営業時間は7―21時。

群馬 旅のおすすめサイト

購読申し込み
夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ