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家康観光で開運を 岡崎市観光協会がコース設定

武運にあやかり名跡めぐる

岡崎市観光協会は、市内観光のモデルコースとして、地元が生んだ戦国の英雄・徳川家康公ゆかりの地めぐりを設定している。家康がこの世を去って400年という節目を迎える来年にかけて、立志開運、必勝祈願に最適の旅になる。

岡崎市は家康生誕の地、天下統一への拠点となった地であり、ゆかりの史跡も多く残る。コースは家康・徳川家の武運にあやかって開運を願おうという旅だ。観光協会ではドライブやレンタサイクルでの周遊を勧めている。

旅はまず六所神社から。松平家の産土神であり、今も「安産の神様」として信仰を集める。家康の手形、国重文で極彩色の本殿、楼門が見どころだ。

次は家康が生まれた岡崎城。天守閣からの眺望がおすすめだ。岡崎公園内に残る産湯の井戸など史跡をまわり、家康のルーツに思いを馳せたい。

三河武士の胃袋を支えた八丁味噌は今も三河人の郷土食。岡崎城西の八帖町ではカクキュー、まるやといった八丁味噌メーカーで味噌蔵が見学できる。松平家の守護神で家康が必勝祈願に訪れた伊賀八幡宮では国重文の権現造りの建造物が威厳を放つ。葵御紋のお守りを手に必勝を祈願しよう。

伊賀八幡宮

家康が必勝祈願に訪れた
伊賀八幡宮

大樹寺は桶狭間合戦時に自害を思いとどまらせ、天下泰平への教えを受けた立志開運の地。同寺と岡崎城を結ぶ約3キロのビスタラインは370年にわたり、素晴らしい眺望を人々に与えてきた。

旅の最後は滝山寺・滝山東照宮。和様建築として市最古の三門、本堂は国重文で、家光の指示で建立された日本三東照宮のひとつである東照宮は必見だ。

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