観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

山岳観光の魅力伝える 大町山岳博物館

「北アルプスの自然と人」がテーマ

大町市立大町山岳博物館が昨年3月、リニューアルオープンした。様々な展示手法で多角的に山の魅力に迫り、快適で明るいムードの施設に一新。北アルプス山麓のまちならではの視点で山岳観光の魅力を伝える。

同館は1951年、日本初の山岳がテーマの博物館として開館。「山博(さんぱく)」の愛称で親しまれ、「自然と人とが共生する山岳文化」を伝えてきた。リニューアル後の常設展は「北アルプスの自然と人」をテーマに北アルプスの魅力を紹介している。

1階は「山の魅力」をイメージした7本のバナーを設置。峠の歴史や山での暮らし、博物学の視点から見た山を資料と写真で紹介し北アルプスと人との関わりに迫る。

2階では魚の化石や岩石に触れ、展示室では「今を生きる生き物」をテーマにニホンカモシカとライチョウについて詳説。3階では大町市と北アルプスの概要を紹介する。ソファや望遠鏡から北アルプスの眺めを堪能できるのもいい。

大町山岳博物館

2階では「今を生きる生き物」を紹介。
ニホンカモシカのはく製が出迎えてくれる

エントランスホールの「さんぱくこどもひろば」では、動物のはく製に触れたり、同市のキャラクター「おおまぴょん」との記念撮影など子どもたちも楽しめる。

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