観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

アートの島・佐久島 島風土×作品で活性化/西尾

アート作品巡るスタンプラリー

西尾市一色町の佐久島へは、本土側から定期船で約20分。「東海の松島」「三河湾の黒真珠」と称される風光明媚な景観が魅力の三河湾に浮かぶ小さな島だ。島の人口は年々減少しているものの、自然や路地裏、港など島特有の風景はどこか懐かしく旅人の心をくすぐる。近年はアートによる島おこしも進み、観光地としての存在感を着々と高めている。

2001年から展開する「佐久島アートプラン21」は島の自然や伝統をアートで輝かせようというプロジェクト。今年は「祭りとアート」をテーマに、文化交流施設「弁天サロン」での展示、島の伝統の祭り、ワークショップなど参加型イベントにスポットを当てている。島のアート作品を巡るスタンプラリーは、島内各所に展示されたアート作品16点を巡る「アート・ピクニック」と、現代建築で造られた「弘法さんの祠」を巡る2種類があり、島旅の楽しみを増幅させている。

そのほか島の名物料理「大あさり丼」やタコしゃぶなど食の魅力も充実。宿泊滞在型農業体験施設「佐久島クラインガルテン」もある。

西尾市観光協会では7―8月に、船便利用と島内散策を組み合わせたツアー「佐久島クルーズ」を実施するなど、三河湾の船旅も魅力のひとつ。のんびりと「自然と歴史とアートの島」を楽しみたい。

佐久島クルーズ

佐久島へは一色港から高速船で。
三河湾クルーズとしても楽しい

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