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ターゲット絞った個性派の宿そろう 上高地泊まってこその20軒

泊まって“もう1つの上高地”を体験

上高地エリアには、釜トンネルより手前にある2つの温泉旅館を含め20軒ほどの宿泊施設がある。4月中旬からシーズンが終わる11月中旬までの約7カ月間に120万人が訪れる上高地。日帰り客が大半だが、満月が照らす穂高連峰と河童橋、朝霧や朝焼けといった、もう1つの上高地を体験できるのは泊まってこそ。

上高地には宿泊客のターゲットを絞った宿が多い。ウェストン碑に近い上高地温泉ホテルは宿としては上高地で最も長い歴史を持ち、今年創業130周年。上高地で温泉を持つ2軒の1つ。露天風呂もあり、日帰り入浴も人気。建物前には足湯を設け、ハイカーや登山者に提供している。

隣接する上高地ルミエスタホテルはアルピコグループのホテル。温泉があり、大浴場や客室の一部、テラスなどをリニューアルしたばかり。レストランが人気で、信州産をはじめ世界各地のワイン100種類以上を用意している。

河童橋河畔のホテル白樺荘は穂高連峰を向いた客室からの眺望がすばらしい。時間や気象による山の景色の移り変わりを部屋にいながら楽しめる。一昨年、一部和室を畳ベッドの客室にリニューアル。外国人旅行者にも人気を得ている。

河童橋から徒歩で約40分。「上高地の奥の上高地」の入口にあたる明神に位置するのは、朝焼けの宿明神館。穂高岳の頂点から始まり、徐々に下降する朝焼けを望むならここだ。明神池も近い。6月には宿の前のコナシの白い花が満開となる。

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