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式年遷宮を未来へ 外宮に来春「せんぐう館」オープン

参宮の入口、拠点

20年に一度の式年遷宮を2013年に控え、盛り上がりが高まる伊勢神宮。それを記念して、伊勢神宮・外宮に来年4月、資料館「式年遷宮記念 せんぐう館」がオープンする。

式年遷宮は約1300年前から行われてきた、神宮最大の祭典。20年に一度、社殿や御装束、神宝などを一新する。御遷宮に向けて2005年からロングランで各行事・祭事が催されている。

せんぐう館は、式年遷宮の本質を伝え、未来へ継承していくための資料館。社殿に施される掘立柱とかやぶき屋根の「唯一神明造」という古代の木工・造営技術を伝承し、将来にわたって式年遷宮が執り行われるようにと企画された。

せんぐう館

外宮・勾玉池のほとりに建つ
「せんぐう館」(予想図)

館内では社殿の造営や神宝の制作工程といった式年遷宮にまつわる資料展示のほか映像、講座、体験学習などで理解を深めてもらう。高さ約12メートル、本物同様ヒノキ製の正殿の原寸大模型も設置される予定だ。休憩スペースも設けられ、外宮から内宮へと向かう伊勢神宮参拝者にとって参宮の入口、拠点としての役割が期待される。

場所は外宮・勾玉池のほとり。開館時間は9―16時30分。入館料は一般300円、20人以上の団体200円。

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