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まぐろと温泉のまち那智勝浦へ 新大阪から直行バス運行

毎日1往復、3500円

南紀勝浦温泉旅館組合(井戸秀雄組合長=ホテル浦島)は、11月1日から新大阪と南紀勝浦を結ぶ直行バス「南紀勝浦温泉号」の運行を始めた。

往復3500円という低料金で、2012年3月31日(12月12―14日は運休)まで毎日1往復させる。片道5時間。往路は8時30分に新大阪を出発し、那智勝浦町には14時ごろに到着。復路は15時には出発し、20時30分ごろに新大阪に着く。バスの利用は同温泉旅館組合加盟施設に宿泊する人に限る。

旅館組合関係者によると「行きと帰りでコースを変更しており、乗客を飽きさせない工夫をしている。乗客からも途中2回の休憩もあり、思った以上に快適という評価をいただいている」。

南紀勝浦温泉は、9月の台風12号の影響で11月の宿泊客は例年に比べて60%以上の落ち込みだという。JRも12月3日にはきのくに線を全線運転を再開。井戸組合長は「往復バス運行とJR復旧で、勝浦観光復興に結びつけたい」と話している。

11月1日の運行初日には旅館関係者が集まり「南紀勝浦温泉へ『連れもって、いこら(連れもって行きましょう)』と同温泉をアピール。第1便が着く14時には南紀勝浦バスターミナルで平安衣装や着物、ハッピ姿の関係者が乗客を笑顔で出迎えた。

バスの申し込みは旅館組合 電話0735―52―0048、または組合加盟宿泊施設へ。

南紀勝浦温泉旅館組合関係者

直行バスで「連れもって、いこら」!
とPRする旅館関係者

南紀勝浦温泉号

平安装束姿の女性も
「南紀勝浦温泉号」をアピール

ぜひ「那智勝浦」へ 寺本眞一・那智勝浦町長メッセージ

この度の台風12号災害では、土砂災害や水害により大きな被害を受けましたが、たくさんの方々からご支援をいただき、着実に復旧に向かっております。

世界遺産「熊野那智大社」や「那智の滝」にも一部被害はあったものの一般拝観には支障はありませんし、南紀勝浦温泉の宿泊施設にはまったく被害はありませんので、安心してご宿泊いただけます。

現在、宿泊客の中から毎月抽選で1名様に、勝浦産生まぐろを丸ごと1本プレゼントし、ご自宅に出向き解体サービスを行う「生まぐろキャンペーン」を開催中です。

ぜひ、世界遺産とまぐろと温泉の町「那智勝浦」へお越しくださいますようご案内申し上げます。

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