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神島内の整備進む 潮騒公園も完成

名作生んだ地へ

三島由紀夫の小説「潮騒」の舞台で、5度の映画化のロケ地になった鳥羽市神島の監的哨(かんてきしょう)。

神島では第1級の観光素材だが、建設から88年以上が経過。老朽化に伴う耐震工事が必要となり、2年前から内部に入ることができなかった。しかし島民による強い立ち入り許可を求める要望から、鳥羽市が耐震工事に着工。今年の4月から立ち入りが可能となった。

監的哨

耐震工事が終わった監的哨

また神島の玄関口には、小説の冒頭部を引用したモニュメントと映画や三島に関するパネル、木製ベンチを備える「潮騒公園」が完成した。

潮騒公園

潮騒公園は6月に完成

6月には島民が監的哨の耐震工事と潮騒公園完成記念を祝してヒロインとして出演した女優の吉永小百合さんに再訪をラブコール。その思いが伝わり、49年ぶりに吉永さんが神島を訪れ、約2千人のファンが集まった。

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