観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

みなまた2大温泉地(1) 海の温泉・湯の児

みなまたを代表する温泉といえば、湯の児温泉と湯の鶴温泉。湯の児は不知火湾に面していることから「海の温泉」、湯の鶴は山間部にあるため「山の温泉」として知られる。このみなまたの2大温泉地の魅力を紹介したい。

海の景観楽しみ疲れ癒す 伝統とリゾートの温泉地

湯の児温泉は九州の地中海といわれる不知火湾に面した温泉地で、景行天皇が海面から湧き出る湯を発見し「湯の親ではなく湯の子だ」と言ったことから「湯の児」の地名がついたと伝わる。傷ついた海がめが湯浴みをしていたところが温泉だったという説もある。

湯の児温泉

不知火湾に面した
湯の児温泉

本格的な開発は1925年(大正14年)からで、元々は田植え仕事を終えた農民が利用していたという。戦後、観光地として多くの人が訪れるようになった。

各旅館が源泉を持ち、海との一体感が味わえる露天風呂やくりぬいた洞窟風呂を持つ個性豊かな宿泊施設が9軒ある。各旅館からは不知火湾に沈む夕陽や天草、雲仙岳を見ることができる。泉質は弱アルカリ性炭酸泉。

このほか15分もあれば1周できる湯の児島公園には吊り橋「観月橋」が架かり、島内には温泉神社や展望所、夕陽の絶景ポイント、石造りの亀の横にある壷へ賽銭を投げ、入れば願いごとが叶うという「願掛けの亀」もある。

観月橋

観月橋の前にたたずむ
くまモン

湯の児島海水浴場は静かな入江に広がる白砂のビーチで、夏場には多くの家族連れで賑わう。湯の児フィッシングパークは、海に突き出たファミリー釣り場。誰でも気軽に海釣りを楽しむことができる。

熊本みなまた 旅のおすすめサイト

購読申し込み
夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ