観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

船と列車で楽しむみなまた観光(1) 観光うたせ船

みなまたでは肥薩おれんじ鉄道の「おれんじ食堂」や「観光うたせ船」など、船や列車を使った旅も楽しめる。

白い帆をあげる「海の貴婦人」

白いドレスをまとった海の貴婦人という異名を持つ「うたせ船」は、不知火海のシンボル的存在だ。

観光うたせ船は船上で太刀魚釣りができるほか、事前に予約すれば漁師が用意したアシアカエビの踊り食いや旬の魚介の刺身、煮つけを味わえる。

観光うたせ船

不知火海のシンボル的存在
「観光うたせ船」

現在、芦北を出発したうたせ船をみなまたの湯の児の岸壁に着岸させる計画が進んでいる。芦北から乗船した観光客は、底引き網をしながら太刀魚釣りを3時間ほど楽しみ、湯の児に着岸し、そのまま湯の児温泉に宿泊するというものだ。

現在うたせ船は15隻あり、1隻の定員は12人。料金は1隻4万2千円(税込み)。船上料理を希望する場合は1隻あたり1万500円か2万1千円が別途かかる。

また4―11月にかけては遊魚船に乗って楽しむ太刀魚釣りが行われ、湯の児の名物となっている。期間中には多くの観光客が訪れる。

釣り糸を垂らすだけで女性や子どもはもちろん、初心者でもピチピチとした太刀魚を釣ることができるとあって人気。旅館で調理してもらったり、土産に持ち帰ることもできる。

料金は釣具、エサ込みで1隻1万8千円。定員は5人だが、1人追加ごとに1千円で最大8人まで乗船できる。営業時間は早朝、夕方の3時間以内。9―11月は昼間の太刀魚釣りも楽しめる。

また、湯の児周辺や天草までの遊覧を依頼することも可能で、太刀魚釣りだけでなく、不知火海の景観もあわせて満喫できる。

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