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大周遊時代の幕開け―鳥取、松江道が全通 鳥取県は宿泊CP

山陰周遊が容易に 宿泊客増へ

山陰大周遊時代の幕開けだ!―。今春、鳥取道と松江道が全通し、鳥取、島根の山陰両県へのアクセス、周遊の利便性が大幅に向上した。両県はこれを観光振興の絶好の機会と捉え、取り組みを強化。観光ルートの策定や旅行会社へのアピールのほか、旅行会社各社とのタイアップした宿泊キャンペーンなど一大攻勢を仕掛ける。

鳥取道・佐用JCT(兵庫県佐用町)―鳥取IC(鳥取市)が3月23日に、松江道・三次東JCT・IC(広島県三次市)―宍道JCT(島根県松江市)が同30日に全線開通。関西、広島から山陰へは約2時間半となり、より広範なエリアからの観光客増加が見込まれることに加え、鳥取では鳥取砂丘や境港、皆生温泉、島根では宍道湖や松江市街、出雲大社など山陰全体の周遊をよりスムーズに楽しめるようになった。

鳥取道

鳥取道開通の記念式典。
これでより関西から近くなった

鳥取県は3月23日に「山陰大周遊キャンペーン」と銘打ち、ネットエージェントと連携した宿泊特典企画をスタート。じゃらんネット、楽天トラベル、るるぶトラベルの特設ページから県内の宿泊施設のプランに2人以上の宿泊を予約すると、鳥取道・松江道の無料区間(約122.3キロ)分のガソリン料金相当分(1920円)を宿泊料金から割り引く。ページ上では周遊コースや観光情報も紹介しており、宿泊・観光を促す。期間は5月31日まで。

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