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金刀比羅宮で特別展「若冲邂逅」 11月末まで/琴平

今だけの奥書院特別公開

香川県琴平町の金刀比羅宮は、「さぬきのこんぴらさん」として古くから親しまれ、多くの参詣客を集める。今秋は11月30日まで特別展「若冲邂逅」を開いている。歴史に名高い名画に出会う貴重な機会だ。

特別展は、JR四国の寝台特急「サンライズ瀬戸」が9―11月に東京―琴平間を運行することを記念したもので、絵画など作品保護のため通常非公開の奥書院を9月5日から特別公開している。

奥書院上段の間には江戸中期を代表する絵師、伊藤若冲が描いた障壁画「花丸図」。上段の間は6畳敷の書院造りで、総数201点の花弁の図が豪華絢爛かつ荘厳な雰囲気を演出している。春の間、柳の間、菖蒲の間には岸岱の障壁画が残るほか、期間中は同宮が所蔵する掛け軸や屏風も展示され、貴重な歴史絵巻が眼前に広がる。

入場料は2千円。円山応挙、森寛斎、邨田丹陵の作品がある表書院も入場できる。

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