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露天風呂や食 癒し与える宿/湯原温泉

元気な女将がお出迎え

「医療湯治」の温泉地としての存在感を確立する湯原温泉。滞在拠点としてその土台を支える旅館ホテルのおもてなしと個性があるからこそ、心身ともに癒されるというものだ。

「八景」は砂湯の川向に立つ眺望が魅力。素朴なおもてなしで癒しを提供する。昔ながらのおくどさんで炊くごはんも自慢だ。このほどバリアフリーの無料貸切風呂も登場させた。

「元禄旅籠油屋」の創業は元禄元年。歴史の趣きに満ちた建物で家庭的なムードを演出する。宿泊棟「夢酔庵」や食事、入浴棟「食湯館」、別館を有し、旬の素材を使った会席料理を提供する。

温泉街の中央部にある「プチホテルゆばらリゾート」は洋風建築が目立つ温泉自慢の宿。屋上の露天風呂から見る夜の星空は美しい。夕食時にはオルゴール演奏も。

「湯快感花やしき」は料理自慢の宿。手づくり創作料理に定評があり、気取りのないおもてなしがうれしい。和室から望む景観、屋上露天風呂も和みを与える。

「湯の蔵つるや」は造り酒屋を改装した落ち着きあるたたずまい。貸切露天風呂は3種、色浴衣の無料レンタルもあるなど女性にうれしい宿だ。

また、美作三湯の共通事項ともいえる「旅館女将さんたちの元気」は当然、湯原でも。湯原温泉女将の会「しゃくなげ会」(上塩浩子会長=八景)は、地元や各地でハンドベル演奏を開いたり、湯原のシンボルであるオオサンショウウオ「はんざき」の形をしたチョコレートを新しいお土産に開発するなど積極的に活動を展開している。湯原の宿に泊まれば、こんな元気な女将さんたちに出会えるのだ。

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