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大河ドラマ「軍師官兵衛」 天才軍師の生涯描く

官兵衛役は岡田准一さん 本格戦国時代劇を展開

戦国時代末期、天下人の織田信長・豊臣秀吉・徳川家康を感嘆せしめた人物が、今回の大河ドラマの主人公・黒田官兵衛。

官兵衛は巧みな弁舌と軍略で秀吉の天下統一を演出した天才軍師にして、和歌や茶の湯を愛した文化人。キリスト教徒としての信仰を貫き、側室を持たず、ただ1人の妻と添い遂げた律儀な男でもある。

ドラマでは戦国乱世がクライマックスを迎えたど真ん中に、乱世を終わらせるために突如現われた稀代の天才軍師の鮮烈な生涯を描く。

主人公の官兵衛はV6の岡田准一さんが演じるほか、妻の光(てる)には中谷美紀さん、竹中半兵衛には谷原章介さん、小寺政職(まさもと)には片岡鶴太郎さん、秀吉には竹中直人さん、おねには黒木瞳さん、信長には江口洋介さん、黒田職隆には柴田恭平さん、黒田長政には松坂桃李さんといった布陣で、本格戦国時代劇が繰り広げられる。

音楽は2010年に映画「アマルフィ 女神の報酬」で日本映画批評家大賞「映画音楽アーティースト賞」を受賞し、日本のドラマで欠かせない存在の菅野祐悟さんが担当する。題字は書家の祥洲さんが奇を衒うことなく書の伝統に基づいて書き上げた。

脚本を書く前川洋一さんは「妻、身内、家臣たちを守りながら、官兵衛があらゆる知恵を使いどう巧みに生き抜いていくのかを描いています。時代は違いますが、ドラマを見てくださる方が自分を投影できるような等身大の人物として、皆さんに応援してもらえる黒田官兵衛を描いていきたいと考えています」と話している。

「軍師 官兵衛」は日曜日総合20時―20時45分放送、BS夜18時―18時45分放送。土曜日(再放送)13時5分―13時50分放送。

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