観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

駅弁&宿ごはん 特急列車や旅館で販売

食と美で和歌山の魅力伝える

わかやまDC期間中、県内各所で様々な特別企画が実施される。

そのなかでも「駅弁&宿ごはん」はNHK連続テレビ小説「ごちそうさん」で食のシーンすべてを手がけたフードスタイリストの飯島奈美さんがプロデュース。地域食材をふんだんに盛り込んだ「駅弁」と宿泊施設の食事「宿ごはん」を提供する。

飯島さんが都道府県の食プロデュースに関わるのは初めてで、駅弁は「めはり寿司弁当」と「梅ちらし弁当」の2種類。JR和歌山駅とJR紀伊勝浦駅や特急列車の車内で販売する。

宿ごはんは県内の11の宿泊施設で提供。まぐろ、太刀魚、梅干、大根、山椒など和歌山の食材を存分に楽しめる内容になっている。宿ごはんを食べることができる宿泊施設は以下の通り。和歌山市=ホテルグランヴィア和歌山▽白浜町=家族とすごす白浜の宿 柳屋、ホテル三楽荘、紀州・白浜温泉むさし、南紀白浜 梅樽温泉ホテルシーモア、ホテル天山閣 海ゆう庭、温泉三昧の宿 白浜館▽すさみ町=ホテルベルヴェデーレ▽那智勝浦町=かつうら御苑、陽いずる紅の宿 勝浦観光ホテル▽太地町=花いろどりの宿 花游

宿ごはん

宿ごはん
(イメージ、photo by yayoi arimoto)

また日本でただ1人の温泉ビューティ研究家の石井宏子さんが和歌山ならではの温泉と温泉地の楽しみ方を「わかやま温泉ビューティ旅」としてDCイベントガイドブックやDC専用サイトなどで紹介。

石井さんは県内の温泉の主な泉質を6種類とし、泉質の特徴をもとに「美と健康」を目的に4つのグループに分類。美肌の湯(炭酸水素塩泉、アルカリ性の温泉)で「肌すべすべ」、血行促進の湯(硫黄泉、二酸化炭素泉)で「すっきり」、あたたまりの湯(塩化物泉、含鉄泉)で「ぽかぽか」、癒しの湯(単純温泉)で「心身のリラックス」に分け、和歌山での温泉の楽しみ方を提案している。

石井宏子さん

温泉ビューティ研究家の
石井宏子さん

県内各地で開催されるのが「1万人のウォーク&トレッキング」。わかやまDC期間中に熊野古道や高野山町石道をはじめとする和歌山県内の各地でウォーキングイベントや環境保全トレッキング(道普請)などのイベントを150以上開催する。詳細はわかやまDC専用サイトで確認を。

さらに紀伊半島の沿岸を走る眺望抜群の路線、JRきのくに線で列車とアートを融合させた「紀の国トレイナート」を開催。紀南エリアの南部駅と新宮駅間で実施する。

白浜駅には巨大なペンギンのパネルと一緒に記念写真を撮ることのできる「青空ペンギン写真館」、湯川駅には紀州材を使った移動式の「積木の茶室」などを設置。

特別列車として大阪駅―新宮駅間でトワイライトエクスプレス車両を利用した団体臨時列車を運行。また、新宮駅―串本駅間に「ハローキティ」のラッピング列車が9月13日―12月14日の間の土・日曜日、祝日に各2往復する。

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