下呂温泉の夜を彩る「花火ミュージカル」
15/04/10
花火と音の競演 夏と冬の風物詩に
今や下呂温泉の夜は花火を抜きにして語れない。２０００年から始まった下呂温泉「花火ミュージカル」は、温泉街を流れる飛騨川沿いで行われる花火と音楽がコラボレーションした一大イベント。オリジナリティあふれる内容で人気があり、８月と12月に開催する。１イベントで花火１万３千発を打ち上げる。
８月を夏公演、12月を冬公演として位置づけ、音楽に合わせて花火を打ち上げ。花火は、世界花火師協議会で世界一に輝いた花火師が趣向を凝らした新作を披露する。同じ演出の花火はなく、毎回新しい花火と音楽を楽しむことができる。クラシックからポピュラー、その年の話題の曲に合わせて打ち上げられる花火は圧巻だ。
また１―３月の毎週土曜日には「冬の下呂温泉 花火物語」を開催している。これも花餅や冬の星座、バレンタイン、お雛様といったテーマで毎週異なる花火を見ることができる、いわば花火の歳時記。10分間に約２千発の花火が打ち上げられる。音楽こそないが、風情ある「和」と「静」の花火を目的に、冬の下呂温泉を訪れるカップルや家族連れ、グループ客は少なくない。
花火ミュージカルは１万３千発を打ち上げ
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