観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

10月から伊勢志摩CP 参る泊まるめぐるでおもてなし

参宮の木札とともに周遊 プレゼント企画も

伊勢志摩キャンペーン「美(うま)し国、まいろう。―伊勢 神話への旅」が今年も10月1日から始まる。11回目を迎える今年も来年3月31日の半年間にわたって、地域内のイベント、この期間だけのおもてなし企画をずらりと並べ、伊勢神宮を中心とする伊勢・鳥羽・志摩地域の魅力をアピールしていく。

毎年キャンペーンの根幹を成すコンセプトが、伊勢神宮を「参る」、旅館ホテルに「泊まる」、エリアの魅力を「めぐる」の3本柱。伊勢神宮へ参拝し、神宮を中心とした文化や史跡など地域の歴史を旅するという神秘性に溢れた旅を提案することで「1年に一度はお伊勢参り」を促す。

キャンペーン期間中の旅は、まずは写真家の宮澤正明さんと書家の紫舟さんのコラボによる表紙が目を引く、伊勢志摩地域の魅力をまとめたコンセプトブックを手に入れ、キャンペーンHP(http://www.umashi-kuni.jp/)でイベントや食、宿泊プランを確認して旅に臨もう。現地ではキャンペーン期間中、開催エリアの伊勢市、鳥羽市、志摩市、玉城町、度会町、南伊勢町内の16カ所に設置された観光案内所「旅処(たびどころ)」を旅の拠点として活用するのがおすすめ。

キャンペーンならではのおもてなし企画も例年同様、充実を図る。なかでも、旅をより豊かにしてくれるアイテムが「参宮の木札」だ。平日、外宮前観光案内所でお伊勢参りの証「参宮の木札」を各日先着200人に無料配布するもので、木札を提げて「旅処」を訪れるとエリア内で使える割引券やクーポン券、ノベルティなどが入った「おもてなし福袋」がもらえる。木札を提げて旅をすれば、伊勢志摩を旅しているという実感に満ちるはずだ。

また、毎回好評のプレゼント企画は今年も実施する。期間中に伊勢志摩を訪れた人を対象に、伊勢志摩ならではのスペシャルな旅をプレゼント。二見興玉神社―外宮―内宮―金剛證寺をめぐる「ほんもののお伊勢参り」や志摩観光ホテルベイスイート宿泊、ミキモト真珠島携帯ストラップつくり体験など8コースがラインナップしている。またHPからの応募で伊勢えびや伊勢まぐろ、真珠のオーナー権などが毎月抽選で当たる企画も用意した。

今年は、来年迎える伊勢志摩国立公園の指定70周年に向けたプレイベントも実施予定。さらに伊勢志摩サミットが間近に迫るなど話題豊富なこともあり、地元では今回のキャンペーンをこれらに弾みをつける起爆剤にしたいと意気込んでいる。

伊勢志摩

来年伊勢志摩サミットが開かれる志摩市

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