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まちのど真ん中に観光を据える 上天草「新春初夢鼎談」(3)

観光で地域、人を結ぶ

―地旅の先駆者として上天草の課題はどう思っていますか。

池田 市長からアクセスの問題がでましたが、天草は船が使えます。松島港を港湾特区に申請し海外からのプライベートクルーザーを呼ぶことをしてもいい。新しいスタイルが生まれてくると思います。

あとは周遊コースの充実です。そうしないとリピーターにつながらない。そのためには地域の皆さんに地域のいいものを提案してもらわなければなりません。それをベースに我々が商品化する。これからは地域の知恵の勝負になります。

―市民が観光に対して前のめりになってもらわなければなりませんね。

堀江 観光を基幹産業として捉えるならば、うちは観光おもてなし課が担当していますが彼らだけではなくて、いろんな行政スタッフがおもてなしの心を持っていかないと観光立市にはなりません。まずは市役所に来る市民を迎えるところから始めないといけないと思っています。池田社長が仰っていたように、行政よりも民間が表にというのはまさしくその通りです。民間が前面に出て、行政は人を育てたり環境を整備することに特化するべきです。観光資源を売り出していくのも、それを守っていくのも我々の仕事です。

天草らしさは次の世代にも渡していかなくてはいけない。そういういいところを残し、官民一体となって新しい歩けるまちをつくれればと思っています。地域の人たちの合意を得た助成をすることによって民間の人たちがもっと投資ができるよう環境をつくっていきたいですね。そのことがまちづくりにもつながっていきます。

千原 上天草の維和地区、教良木、山浦地区は100年前から景色があまり変わらない里山です。人口が減っていく中コミュニティを守ろうという意識が強く、すごくきれいに整備をされています。9月の彼岸花ウォーキングとかを通して何百人が来られています。そういう地域の人たちとうまく結びついて、地域の人たちが総出でがんばる仕組みを創っていきたいと考えています。

これらの地区と上天草の他の地区を結びつけることで刺激し合う。それも観光協会の大きな役割だと思います。その結果、地旅のいい商品が必ずできると思っています。

まちのど真ん中に観光を据える 上天草「新春初夢鼎談」(4)に続く

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