観光業界専門紙「トラベルニュースat」おすすめ国内魅力再発見の旅

上天草に住む野生のイルカ クルージングで間近に

上天草市の代表的な観光資源を紹介したい。今年から来年にかけては世界遺産登録、雲仙天草国立公園60周年や天草五橋50周年も控える。注目度が高まることは必至だ。

イルカとの遭遇率は98%

上天草の魅力の1つ自然景観。多島海、リアス式海岸に代表される風景は雲仙天草国立公園の名にふさわしい。そして、その自然の雄大さを物語るのが野生のイルカだ。

天草には200―300頭あまりの野生のミナミハンドウイルカが生息している。潮流や海底環境により食糧となる小魚に不自由しないなどイルカが暮らすのに適した自然環境が整っているからだ。そのイルカたちは、上天草市のシークルーズが運航する「イルカクルージング」で会うことができる。1年を通して実施され、イルカとの遭遇率は98%を誇る。近年では天草観光の中でも高い人気を誇り、年間5万人以上が参加している。

イルカウオッチング

イルカとの遭遇率は98%!

港から出航後、15分ぐらいでイルカたちが住む地点に到着、間近で眺められる。人懐っこく船に並走して愛嬌を振りまいたり、目の前でジャンプを披露するイルカと出会えるチャンスも。専門ガイドが同行してイルカの生態や行動について詳しく解説してくれる。

クルージングではイルカウオッチングだけでなく、天草五橋や有明海などを巡るクルーズもセット。天草の自然の魅力を存分に堪能したい。

所要時間は2時間で、出航は10、13、15時の1日3便。料金は大人4500円、団体割引あり。

熊本上天草 旅のおすすめサイト

購読申し込み
夕陽と語らいの宿ネットワーク
まちづくり観光研究所
地旅
関西から文化力
トラベルニュースは
文化庁が提唱する
「関西元気文化圏」の
パートナーメディアです。
九観どっとねっと
ページ
トップへ