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意外と近い隠岐 8月は大阪からジェット便

フェリーと高速船も 充実するアクセス手段

隠岐へのアクセスは空路と航路がある。隠岐空港50周年、隠岐汽船120周年など節目の年の今年、約1―2時間半で行くことができる意外と近い隠岐へ。

【飛行機】 隠岐空港(隠岐の島町)へは大阪伊丹空港と出雲縁結び空港(島根県出雲市)から毎日1便直行便が出ているが、今年も大阪伊丹からは8月1―31日に日本航空(JAL)がジェット便を就航する。通常便より定員を増やして夏休みの観光需要に対応する。

夏のジェット便の運航は今年で10年目。通常便は定員74人だが、その倍を超える165人が搭乗できる。空港開港50周年も重なる今年は地元でも搭乗率80%達成へ力が入る。

1日1便で所要時間55分。往路は伊丹12時50分発―隠岐13時45分着、復路は隠岐14時35分発―伊丹15時20分着。

就航期間中はキャンペーンを展開。8月1日の初便限定で地元保育園児による出迎えと、サザエのつぼ焼きなど特産品を振る舞う。同2―31日はアンケートに答えるとサザエ500グラムが当たる抽選会も催す。

【船】 フェリー・高速船ともに隠岐汽船が鳥取県境港、島根県七類港(松江市)便を運航。鳥取県境港は「しらしま」で1日1往復、島根県七類港(松江市)は「おき」「くにが」で1日2往復(1―2月は1往復ずつ)。西郷港へは境港からは4時間強かかるが、七類からは2時間25分で着く。

高速船は10月末まで1日2往復。隠岐まで最短1時間25分で結ぶ。昨年3月には新船「レインボージェット」が登場。就航率が高まり、スケジュールを組み立てやすくなった。11月―4月上旬は1日1往復。

島後―島前間は隠岐汽船を利用するが、島前3島の移動は、西ノ島・別府港や海士町・菱浦港、知夫村・来居港などの間を内航船が運航。生活の足を観光の足としても気軽に利用できる。

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