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スイーツ観光を推進-多彩な市内の菓子店 福知山市

甘さと美味さが武器の城下町観光

福知山市は「海の京都」エリアの南端。戦国武将・明智光秀ゆかりの緑豊かな山間の地だが、観光では「スイーツ観光」を推しだし他地域と一線を画す。甘さと美味さを武器に女性客に強烈にアピールしている。

市内には福知山城下を中心に多彩な和洋菓子店が点在しており、地元丹波の食材を使った新メニューから銘菓まで幅広いラインナップ。なかでも丹波栗を中心に世界中の栗を使ったフランス焼き菓子が並ぶ「足立音衛門」は全国的な人気を集める。海の京都事業でも戦略拠点を「お城とスイーツを巡るまちなか観光」に設定するなど、福知山観光の顔として猛プッシュしている。

福知山城

スイーツ観光は福知山城からスタート

その魅力に存分に触れる機会が今年の「海の京都博」で訪れる。同市では中心市街地一帯で「丹波福知山スイーツフェスティバル」を開催、市内外のスイーツ店が一同に集うイベントを9月27日に開くほか、「高校生カフェ」「千人お茶会」「マルシェ」といった関連イベントでスイーツのまちを盛り上げる。

スイーツ観光はじめ福知山観光の拠点「ゆらのガーデン」も5月にリニューアルオープン。昨年8月の豪雨災害で営業を休止していたが、新店も含め7店舗が揃って復活した。スイーツが味わえるカフェや揚げパンから焼肉、和食、洋服のセレクトショップまで幅広い業種の店舗が集う。福知山城前の施設を起点に「城下町×スイーツ」観光に繰り出そう。

ゆらのガーデン

5月にリニューアルオープンした
観光拠点「ゆらのガーデン」

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