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天橋立の魅力を商品化-定番はパワスポめぐり 宮津市

観光協会が企画 多彩な楽しみを提案

宮津市・天橋立観光協会は地域の自然文化を味わうガイド付きオプショナルツアーを設定している。第3種旅行業を取得し、主に個人客をターゲットに地元ならではの視点で地域の魅力を商品化している。

智恩寺、元伊勢籠神社、成相寺の天橋立三所詣と、天橋立ビューランドからの「飛龍観」と傘松公園「昇龍観」の二大展望所めぐりは定番商品。利用者の年齢層はシニアから若者まで幅広く、インターネット販売を主としており関東からが5割以上という特徴を持つ。

智恩寺

パワースポットめぐりでも参拝する
智恩寺

2時間で天橋立の名所をめぐる食事付きコースや、天橋立パワースポットめぐりも定番。宮津に揚がった魚の干物作り・七輪焼きの昼食コース、ブルーベリー摘み取り体験など幅広く商品設定している。

同協会で企画・営業と担当する多賀雄介さんは企画について「地元と相談しながら商品化の道を探っています」。商品の改良も常に検討し、最少催行人数を2人にしてから利用者が増えたという。協会で旅行業を行う強みは「販売することで様々な情報が得られるので結果を分析、商品に反映できること」と話す。

多賀さんが、今後人気が見込めると話すのが11月末までの「天橋立朝釣り体験」。宿泊の朝の楽しみとして商品化したもので、すでに利用者も多いという。おすすめは宮津湾でのヨットクルージング体験。「天橋立を眺めながら風を浴びて湾を進むのは体験しないとわからない魅力があります」。

宮津市では海の京都博期間中、天橋立周辺のライトアップやクルーズ企画など「海のみやこの物語」を展開。天橋立の神秘のスポットをめぐるツアーも用意している。

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